令和4年度「ゆめバンクとくしま」助成先が決定しました!

 令和4年度「ゆめバンクとくしま」助成事業の助成先が次のとおり決まりました。
(上から、団体名活動名、活動の概要の順)


*一般社団法人 新しい自立化支援塾(徳島市)
 コロナ禍における「女性、子ども、障がい者、外国人、高齢者、失業者等」、ホームレス及び生活困窮者の緊急支援活動

 当団体は、ホームレス及び生活困窮者等に対する緊急支援活動を行っている。そこで、コロナ禍で緊急に支援が必要な方々の相談を効果的に実施するため、短時間で検査のできる新型コロナウイルス検査ペンを購入し、抗原・抗体検査を実施すると共に、当事者にはQUOカードを配布し、当事者性を重視し、的確なニーズ把握と支援活動の充実を図る。
 


*NPO法人 あまべマチ猫ネット(海陽町)
 動物愛護の普及・啓発及びTNR事業
 
 2018年度までは、県の地域猫制度があり、飼い主のいない猫は、県動物愛護センターで不妊手術を受けることができたが、制度が廃止になってしまった。そこで、TNR活動(野良猫を捕獲して不妊・去勢手術をして、元の場所に戻す活動)を実施し、不要な繁殖を防ぎ、過酷な環境でなくなっていく猫を減らすと共に生活環境の悪化を防ぐ活動を推進するため、普及啓発用のクリアファイルを作成する。
 


*江川奉仕橋かもクラブ(吉野川市)
 持続可能な観光地づくりで街の活性化と安らぎ
 
 「江川ゆうねんの渕」は、流れてきたゴミや雑草で、非常に景観が悪い状況が続いていたため、18年前から清掃活動を続けてきた。今後も活動を継続するために刈払機を購入し、さらに景観を良くすることで、ゆうねんの渕の夕陽や景観の魅力を発信し、多くの人に来てもらい街を活性化する。
 


*NPO法人 環境とくしまネットワーク(鳴門市)
 地域の安心+安全を包む「ふろしきエコ変化(へんげ)」プロジェクト
 
 昔から使われてきた風呂敷は、現代においてもマイバッグ・エコバッグとしての使用で地球環境に配慮できるだけでなく、近年心配される地球温暖化防止・自然災害時・防災等にも活用できる。そこで、毎日の暮らしの必需品の一つとして、風呂敷を見直してもらうために体験実証スタイルのワークショップを開催する。
 


*女性グループ・すいーぷ(徳島市)
 キッズケアプログラム事業
 
 離婚原因はDVが多く、子どもたちは面前DVという暴力(虐待)の被害を受けており、暴力からの回復は長期の支援が必要とされる。そこで、傷ついた子どもへのケアプログラムを実施し、怒りの対処法等を学び、トラブルを防いだり加害者にならないことに繋げる。また、誰にも相談できないことを信頼できる大人が聴くことで、誰かに助けを求めてもよいということを経験してもらい、将来孤立しないように支援する。
 


*女性への暴力根絶をめざす徳島ネットワーク(徳島市)
 女性への暴力根絶をめざし、情報を伝える手帳を製作して普及していく活動
 
 コロナ禍で生活環境が変化したことで不安が増し、女性の貧困・自殺者が増えている。困ったことなどを一人で抱え込んでいる人やどこに相談したらいいのか知らない人も多い。そこで、民間支援団体の個々に発信された様々な情報を相談先として一覧にまとめ、手帳にして配布し、有益な情報を伝えることで、女性たちの孤立を防ぐことに役立てる。
 


*NPO法人 竹林再生工房かぐや乃さと(徳島市)
 竹林の美化と竹の再生を行うことで環境問題につなげる
 
 吉野川市には、バンブーパークという素晴らしい公園があるが、放置竹林となっている。そこで、竹林を間伐伐採し、粉砕機により竹パウダーや竹チップを作成し、有機農法の補助として利用する。また、子どもたちやお年寄りに、竹とんぼ作りなどの遊びの中から、身近でできる環境問題対策の学習を実施する。
 


*茶と菓の集FRIENDS会(石井町)
 海外からの研修生に日本文化の紹介と研修後のアドバイスや相談
 
 徳島に医療や縫製等の海外実習生としてこられている方々に対して、茶道と手作り和菓子の教室を開き、仕事だけでなく、日本文化の良さを知ってもらう。また、稽古場では、異業種交流により、悩み事や相談なども皆で話し合うことにより、心地よい時間を過ごしてもらい、徳島で就職を決意するきっかけとしてもらう。       

   


*つばき夢トンネルコスモス会(阿南市)
 コスモス花いっぱい事業
 
 つばき夢トンネルに繋がる道沿いを中心に、コスモスの種を植え、開花させる活動を行うことにより、潤いと安らぎのある美しい環境を整えるとともに、地区内外の多くの人々に喜ばれる地域づくりと町の活性化を推進する。また、心身の健全な育成のため、ウオーキングの習慣化を推進し、健康を増進させる。
 


*びーんず(徳島市)
 おそとでわらべうたとお話の世界 びーんず ぴくにっく
 
 コロナ禍で子育て世代が気軽に出かけて行く場所が減り、これまでに関係性のあったお母さん達からSOSのような相談を個別に受ける機会が増加した。少人数にするなどコロナ対策を取りながら活動を再開し、1組でも多くの親子に、風通しのよい親子関係が築けるようサポートを行う。