令和5年度「ゆめバンクとくしま」助成先が決定しました!


 令和5年度「ゆめバンクとくしま」助成事業の助成先が次のとおり決まりました。

あけぼの徳島

 「ガーゼタオル帽子を作成し無料配布」

 抗がん剤や放射線のがん治療に伴う脱毛は、患者の心に大きな影響を与える副作用であり、人と会いたくなくなり、自宅に閉じこもりがちになる。そこで、頭皮にやさしく、汗を吸い取り、大きさが調整され誰の頭にもぴったり合うガーゼタオル帽子を製作して脱毛患者に届ける。


特定非営利活動法人自然派志向NATURAL&NATURE

 「隣の農家」

 農作業をする大人の周囲で、子どもが遊ぶという環境を通じて、就労や農業、自然に対して興味を高めると共に自然の中で自由に工夫して遊ぶことを学ぶ。また、今回事業のフィールドとして竹林を追加することで、自然の持つ力を吸収しながら体力や創作力等を高めることができ、放置竹林問題の状況改善にも繋げたい。


特定非営利活動法人スポーツ巡回ネットワーク

 「サッカー少年普及プロジェクト 四国の学校にゴールネットを届けたい!」

 サッカー関係者から、学校のサッカーのゴールネットが破損しているが、予算がなく購入できないため、子供たちの活動に危険があるという相談を受けた。そこで、クラウドファンディングを実施し、集まった寄付金でゴールネットを購入し贈呈することで、子供たちのスポーツ環境を整備し、夢の実現に繋げたい。


テラ子屋さなぎ

 「つなぐプロジェクト」

 文部科学省の調査によると、不登校児童数は9年連続で増加し、過去最多となっている。そこで、子供たちの自由な発想、想像を認めてあげる空間を作り、安心感のある中で過ごしてもらうことで、自発性、発想力、想像力が育まれ自己肯定感に繋がることが期待できる。


一般社団法人徳島県キャリアコンサルタント協会

 「小学生キャリア教育「自分の未来の可能性を広げよう」」

 現在、全国の小中高校では、キャリア教育が導入されている。そこで、430職種の職業情報を記載したOHBYカードを活用して、小学生を対象にワークショップを開くことで、自分の興味や関心を知り、将来の職業を考える機会にしてもらう。ワークショップでは、自己理解と職業理解を同時に深めることができ、知っておくべき必要最小限の職業情報も得ることが出来る。


BGkidsトクシマ

 「ボードゲーム等室内ゲーム文化の普及啓蒙活動による徳島県の子供の能力向上と地域活性化事業」

 当団体は、「子供たちに良質な遊びを提供し考える力を育てる・遊びのコミュニケーションを通して子供たちと地域の人々を繋げる」ことをビジョンに掲げ、室内ゲーム体験イベント等を開催している。ボードゲームは、色々な仲間と楽しく遊ぶ文化を地域に定着させ、子供を含めた個人の社会からの孤立を防ぎ、人と人との緩やかな繋がりをより広げていく効果が期待される。


まんなかの学校

 「子どもの目で地域環境を観察し、課題解決のアイディア考え実践してみよう!」

 高齢化が進み耕作放棄地が増えてきた中山間地の那賀町でフリースクールを開設し、野生動物との共生も考えながら何が出来るのか、子どもが自分の実感として地域の現実を知り行動することで、自分たちの未来を考える機会を作り、主体的に理解し行動できる人材育成を行う。


特定非営利活動法人牟岐キャリアサポート

 「牟岐町防災サークル×大学生 防災キャンプ」

 平成29年に牟岐町の小中高生が参加する「牟岐町防災サークル」を結成し、南海地震の聞き取り調査やブロック塀の倒壊調査を実施してきたが、3年に及ぶコロナ禍で集団での訓練やワークショップが開催できていない。そこで、コロナが終息に向かっている今年度、宿泊型の炊き出し訓練等に取り組む防災キャンプを実施する。


特定非営利活動法人文字情報支援ひこばえ

 「映画等字幕作成と投影」

 聴覚障害者にとって、映画は字幕がないと内容が理解できないため楽しむことができず、目に見えない不利益を被っている。また、高齢化社会で聞こえにくい高齢者が増えてきており、映画への字幕付与の要望が多くなっている。そこで、映画に字幕を付けることにより、聴覚障害者にも一般の方と一緒に映画を楽しんでもらう。


一般社団法人リボンズ

 「思春期青年期への相談啓発活動」

 思春期青年期は、学校や友人関係、身体のことなど悩み多き時期だが、一人で悩んでいる場合も多く、相談に繋がっている人は少ない。そこで、年代の近い大学生が地域に出向き、相談することを啓発し、相談先を知らせる活動を行う。