吉野川河口のワイズユース(賢明な利用)考える学習会 ~潮の香と命の詩~ 吉野川が育むスジアオノリとシオマネキ

「県民主役とくしま」づくり推進事業  ラムサール条約入門

吉野川河口のワイズユース(賢明な利用)を考える学習会

~潮の香と命の詩~ 吉野川が育むスジアオノリとシオマネキ

 
●日時:2026年3月22日(日)13時~17時
●場所:エコみらいとくしま(環境首都とくしま創造センター) 1階会議室
      徳島市西新浜町2丁目3ー102 
●事前申込が必要です。参加無料 (50名)
●申込・問合先: e-mail/kansatsunokai@gmail.com  tel・fax/088-623-6783 
●申込フォームURL: https://forms.gle/JRv3R4dskPqU8ZvD8
●主催:とくしま自然観察の会 https://www.shiomaneki.net
●内容
・『映像 「大河の恵み」 エピソード1:スジアオノリ物語』 公開
      幸田青滋さん (吉野川ひがたファンクラブ・フォトグラファー)
・講演 『川と海と空が出会うところー吉野川河口干潟と生きものたちのつながり』
      和田太一さん (NPO法人南港ウェットランドグループ)
・講演 『私が見た、聞いた吉野川河口域の昭和・平成・令和のさかなの消長』
                     上田幸男さん (吉備国際大学)
・意見交換会
 
「四国三郎」として全国にその名を知られる大河・吉野川。川からの淡水と海水が混じり合う河口の汽水域は、日本最大級の規模を誇っています。ここでは、さまざまな生きものたちが元気に暮らしており、生物多様性に富み、高い生物生産性を持つ独特の生態系が育まれています。流域に住む人々も、吉野川の恵みを上手に生活や文化に取り入れてきた歴史があります。そして、現在も、シオマネキなど絶滅が心配される生きものたちが当たり前のように見られる河口の干潟が残っています。これは、吉野川の自然が健全に保たれ、多くの命が育まれている証拠です。
干潟などの「湿地」を保護するラムサール条約では、地域の人々の暮らしと自然保護のバランスを考えながら、湿地の恵みを持続的に活用する「ワイズユース(賢明な利用)」という考え方が重視されています。
学習会では、豊かな香りと深い味わいで最高級品とされ、全国一の生産量を誇る吉野川の養殖スジアオノリに注目し、吉野川を愛するフォトグラファーが人々の生産活動を記録した『映像「大河の恵み」エピソード1:スジアオノリ物語』 を制作。その動画を上映・鑑賞することで、吉野川のワイズユースについて考える機会とします。
また、25年間も大阪から通い続けて吉野川河口の環境調査を行ってきた干潟の専門家をお招きし、吉野川河口干潟の生きものや自然の魅力について、わかりやすくお話しいただきます。
さらに、昭和33年徳島生まれの水産海洋研究者の先生からは、「昭和・平成・令和のさかなの消長」というテーマで、みんなが知っている魚介類について、①「ほとんど見なくなった」、②「減った」、③「増えた」、④「変わらない」の4つのグループに分けて年表にまとめ、環境変化の理由などをやさしく解説していただきます。
これから、私たちがどのように吉野川の干潟や河口の豊かな自然を守り、未来へ引き継ぎ、共に豊かに暮らしていくのか。その方法について、みなさんと一緒に考えてみませんか。
●本イベントは「徳島環境サステナブルネットワーク」の助成をうけて実施します。
●本学習会には、吉野川河口や海の環境に関心がある方はどなたでもご参加できます。
 
[講師プロフィール]
●幸田青滋(こうだ せいじ)
1952年辰年生まれ、獅子座、A型、日本自然保護協会自然観察指導員、徳島県環境アドバイザー
●和田太一(わだ たいち)
中学生の頃から、野鳥観察を始め、淀川や南港野鳥園で干潟のシギ・チドリ類の観察に没頭する。それらの餌となる底生生物にも興味を持ち、吉野川をはじめとする全国140か所以上の干潟の調査を行ってきた。
●上田幸男(うえた ゆきお)
三重大学、徳島県水産試験場、西海区水産研究所で水産の研究に携わる。特にアオリイカ、ハモ、タチウオ、アシアカエビなどは35年ほど生態から食べるところまで幅広い研究を続けている。