日時:2025年1月26日(日)13時~17時
場所:エコみらいとくしま(環境首都とくしま創造センター) 2階会議室
徳島市西新浜町2丁目3ー102
主催:とくしま自然観察の会
本学習会には、吉野川河口や海の環境に関心が ある方はどなたでもご参加できます。
★事前申し込みが必要です。参加無料 (20名)
申込・問合先:eメール kansatsunokai@gmail.com
TEL&FAX 088-623-6783
プログラム
- 吉野川河口汽水域の映像紹介
幸田青滋氏(吉野川ひがたファンクラブ・フォトグラファー)
- 講演Ⅰ『吉野川河口周辺の漁業と環境』
大塚弘之氏 沖楽会(沖洲海浜楽しむ会)・徳島県漁連
- 講演Ⅱ『吉野川河口周辺と太平洋のつながり』
上田幸男氏 海洋学専門家(水産学博士)
- 意見交換会
四国三郎の名で全国にその名を知られる吉野川。吉野川河口の栄養豊富な汽水域は、日本一の養殖スジアオノリの産地として知られ、その汽水は瀬戸内海奥部の海水と混合しながら、太平洋に流れ出しています。このため、徳島県沿岸には藻場が育ち、豊穣の海が形成されています。また、多くの魚介類が吉野川河口や周辺海域と太平洋を往来し、特に吉野川河口は魚介類の保育園の役割を持っています。一方で、高水温化、貧栄養化、巨大台風の来襲、魚を獲る技術の進歩などがこの豊穣の海にも暗い影を落としています。川や海に係るすべてのひとが考える時期がきています。
都市の中に広がる河口や沿岸域の自然との共生の状況は海の恵みを間近に感じられる徳島の魅力。それでは今に生きる私たちはどのように知恵を働かせて吉野川や海とつきあっていけばいいのでしょうか?
漁業にスポットをあてて、豊かな河口や海の自然を未来に引き継ぎ共に豊かに暮らしいく方法を考える機会にしましょう。
★本イベントは「徳島環境サステナブルネットワーク」の助成をうけて実施します。