令和6年度「ゆめバンクとくしま」助成先が決定しました!


 令和6年度「ゆめバンクとくしま」助成事業の助成先が次のとおり決まりました。

特定非営利活動法人 烏雲の森沙漠植林ボランティア協会

 「那賀川の清流を夢見る木沢地区の植林ボランティア活動」

 当団体は集中豪雨により、甚大な被害を受けた那賀町の森林整備に携わっており、3年前から鹿が嫌って食べないミツマタを植林し、整備を行っている。今ではミツマタが綺麗な花を咲かせ、多くの観光客が訪れるようになり、多くの方々に木沢地区の存在を知ってもらうことができた。那賀町の森林が針葉樹から広葉樹に変わり、那賀川の清流の一役を担えるようにしていきたい。



オルタナティブスクール ゆきち

 「不登校児童の支援事業」

 社会的不安が多いと不登校児童生徒も増加する傾向にあり、これは、地域全体で解決していかなければならない問題である。そこで、悩んでいる子どもや保護者の心の支えになるため、週に1回フリースクールを運営しているが、もっと開校日を増やすため、現在、元工場を改修中である。改修後は、活動日を週2回に増やし、様々な活動をすることで子どもたちに達成感を感じ社会と繋がっていると感じてもらいたい。



きらきらひろば

 「絵本作家 『くすのき しげのり』 講演会」

 公立の図書館がなく、読書環境が不十分な地元の読書活動の推進を図るため、親と子ども、地域の大人達が一緒に本に親しむ機会として「絵本作家くすのきしげのり講演会」を実施する。この活動は、大人の心に潤いを与え、子どもたちが読書に親しむきっかけ作りになるとともに、地域社会における読書環境の向上に繋がることが期待される。



特定非営利活動法人 こころのベース

 「精神障がいを抱える当事者によるセミナー・勉強会」

 精神障がいや精神医療に対する誤解と偏見は、現在も根深く、精神障がい者の社会的孤独・孤立や差別に繋がっている。そこで、当事者を講師とした勉強会を開催し、精神障がい者が社会で役割や生きがいを持ち、自身の個性や強みを発揮しながら、自分らしく地域生活を送ることに繋げる。



TSUBASA Lab.

 「TSUBASA PROJECT vol.3 ~夢見る夏休み+SDGs~」

 徳島駅前の衰退、県外や郊外ショッピングモールへの人の流出が顕著である現状を踏まえ、イベントを駅前の象徴ともいえる「アミコビル」で行うことで、地域の活性化に繋げていく。また、子どもの夢を応援する取り組みを含め企画しており、どの世代の子どもも、未来を明るく夢見ることが出来る経験の場所としてイベントを活用してもらいたい。



特定非営利活動法人 徳島県ウオーキング協会

 「徳島県下各地で実施するウオーキング事業「ネンリンピック」「ブルーライト」「徳島ワンデーウオーク」「徳島チャレンジ」「カルチャー」等」

 県民の健康意識の高まりと、生活習慣の変化に伴う健康障害の予防と克服を目指したスポーツとしてウオーキングを取り入れる人々が増えている。そこで、県内各地でウオーキング教室を開催し健康づくりを推進するとともに、仲間・地域の人々との交流を深める機会を増やしたい。 


とくしま自然観察の会

 「映像でこどもたちに伝えたい 吉野川河口干潟の当たり前のすごさ」

 吉野川河口の豊かな水辺は、日本有数のシオマネキ生息地であり、姿を消しつつある多種多様な生物が当たり前にみられる。そこで、YouTubeで吉野川河口の様子を公開し、自然保護の啓蒙活動としたい。YouTubeで公開することで、干潟に実際行けない子どもたちや視覚・聴覚に障がいがある方たちにも干潟の素晴らしさを伝えることが容易になる。



徳島県盲ろう者友の会

 「盲ろう者の社会参加と交流事業」

 盲ろう者は、視覚と聴覚の両方に障がいがあり、日常生活のあらゆる場面で不便さに直面しながら生活をしている。そのため外出の機会も少なく、他の人との交流も難しい状況となっている。そこで、盲ろう者が季節の行事や交流会に参加することで、同じ障がいを持つ者同士が互いに体験を共有し交流を深めていくことにより、孤独感を癒し、生きがいを感じられるようになることが期待できる。



徳島レビー小体型認知症家族会

 「徳島レビー小体型認知症家族会」

 介護にかかわる一人ひとりが、日頃の悩みや想いを自由に吐き出せる「つどい」の場の創出や専門家による講演・勉強会により、レビー小体型認知症への理解を深めるとともに、患者本人とその家族を支援し、専門的治療・介護の向上及び福祉の充実を図る。



みんなの教室「たいせつなこと」

 「人権コンサート~子どもたちに届け~」

 子どもたちにとって、友だちとの関係は非常に大切であり、友だちを大事にすることや周りの人を大切にすることは、自分自身を大切にすることに繋がっているんだということを知ってもらうために、音楽バンド(サーティーグラスボーイズ)による人権コンサートを開催する。また、人権啓発パネルを会場に展示する。