助成団体 | 公益財団法人パブリックリソース財団 |
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助成事業名 | 2025年度「野村グループ基金」 みらい助成プログラム |
助成対象 | < 基金の経緯・趣旨> 野村グループでは、株主優待であるオリジナルカレンダーの贈呈を廃止し、年間で約 35 トンの紙使用節約による森林資源の保護等に資するとともに、これによって削減される製作費や運送費を主な財源として、環境保護や近年多発する自然災害による被災地の支援など、さまざまな社会貢献活動に積極的かつ持続的に取り組むこととしました。 その一環として、野村グループは「金融資本市場を通じて、真に豊かな社会の創造に貢献する」という社会的使命のもとで企業市民としてより大きな社会的責任を果たすため、資金的支援を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目指し、「野村グループ基金」を創設しました。 この基金は、野村グループの寄付を原資に、公益財団法人パブリックリソース財団内の特定資産(オリジナル基金®)として設定されるものです。本基金では「みらい助成プログラム」を野村グループとパブリックリソース財団とのパートナーシップにより運営します。 「みらい助成プログラム」は社会課題の解決と新たな価値創造を目指し、以下の各分野において先駆的でイノベーティブ(革新的)な取り組みを行うNPOや非営利団体に対して資金支援を行うものです。 ①社会の明日のために(教育・研究、災害支援、医療・福祉) ②環境課題解決のために(気候変動対策、環境保全) ③文化の発展のために(文化・芸術支援、スポーツ振興) < 基金・みらい助成プログラムの目的> 本基金・みらい助成プログラムでは、社会課題の解決と新たな価値創造を目指し、先駆的でイノベーティブ(革新的)な取り組みや他のモデルとなりうる取り組みに対して資金支援を行います。 上記の各分野におけるイノベーション(革新的な取り組み)を通じ、受益者のウェルビーイングや福祉の向上、社会の仕組みに大きな変化をもたらす取り組みを支援します。 イノベーション(革新的な取り組み)については、事業内容、取り組みプロセス、ビジネスモデルなどにおいて新たな考え方や技術を取り入れることや、新しい価値を生み出す取り組みを重視します。社会課題の捉え方や解決の道筋における革新的・モデル的な事業、分野や制度の境界を超える取り組み、多様なセクターとの協働、新たな事業モデルづくりの工夫などの取り組みを重視します。その成果として、受益者(サービスの対象者等)がその人らしく豊かで持続的な生き方を実現できることが求められます。 ※ここでのウェルビーイングとは、「肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態」にあることをいいます。 <基金・みらい助成プログラムの支援分野> 本基金・みらい助成プログラムでは、主に次の3つの分野で事業・活動を行うNPOや非営利団体に対する助成を実施します。 ①社会の明日のために(教育・研究、災害支援、医療・福祉) ②環境課題解決のために(気候変動対策、環境保全) ③文化の発展のために(文化・芸術支援、スポーツ振興) みらい助成プログラムでは、社会環境を踏まえ、これらの分野のなかで特に課題解決や新たな価値創造が求められるテーマを設定し、公募を実施します。 <みらい助成プログラムの支援テーマ、支援対象となる事業・活動> ①社会の明日のために(教育・研究、災害支援、医療・福祉) 困難を抱える人々を支援し、多様性(ダイバーシティ)、公平性(エクイティ)、包括性(インクルージョン)を備えた社会の形成につなげる活動を重視します。 【2025年度の助成対象】 子どもへの学習・教育及び生活自立の支援活動を行う団体への支援 ☆重点対象事業のイメージ ・教育や学習支援だけはなく、子どもたちの生活自立も支援し、持続的かつ自律的に生活を続けることができるような支援活動を重視します。 ・支援活動の対象は基本的に大学生までとします。 ・2025 年度は特に国内での自然災害等の被災地における教育支援活動を重視します。 ②環境課題解決のために(気候変動対策、環境保全) 気候変動対策や自然エネルギーの確保、生物多様性などの保全などを通じて、地球と人類・生物の持続可能性(サステナビリティ)を確保する社会システムの実現につなげる活動を重視します。 【2025年度の助成対象】 持続可能な森林の維持・保護・再生・育成の活動及び事業を行う団体への支援 ☆重点対象事業のイメージ ・持続可能な森林の維持・保護・再生・育成を目的とした活動及び事業全般。 (これに必要な人材育成、普及活動等も含みます) ・森林ボランティアなどの活動に加え、環境と暮らしの循環を視野に入れた社会的事業を重視しま す。例えば、森林資源の新たな活用方法の模索、エネルギー資源への転換、新たな担い手の育成、 森林管理における ICT の活用、地域コミュニティや伝統の活性化など、暮らしと森林保護の循環 関係を重視します。 ③文化の発展のために(文化・芸術支援、スポーツ振興) 障がいなどの困難や制約を持つ人々が、文化・芸術やスポーツを通じて、その人らしく豊かに生きるウェルビーイングや福祉の向上を増進させる活動を重視します。 【2025年度の助成対象】 障がい者のアート活動の支援を行う団体への支援 ☆重点対象事業のイメージ ・障がい者によるアート支援事業。特に障がい者の自立に向けての地域づくり、教育、就労支援等との連携による持続的な事業全般。 ・地域づくり(まちづくり、地方創生、復興支援等)、教育(オープンアトリエのような生涯学習、大学等の教育機関との交流)、就労支援や働き方支援(企業との連携、デザイン使用によるプロダクツ制作)など、障がい者福祉と異分野との連携により、今後の仕組みや発展も視野に入れた事業を重視します。 <助成内容> (1)助成対象となる団体 NPO 法人(特定非営利活動法人)、非営利型一般社団法人、社会福祉法人、公益法人などの非営利法人。 「②環境課題解決のために」の分野では、森林組合、労働者協同組合、事業協同等の協同組合も対象とします。 < 応募要件>(次の要件を全て満たす団体が応募できます) ①団体の所在地が日本国内であり、日本国内を活動の拠点としていること ②申請事業が日本国内の活動であること ③3年以上の法人としての通常事業実績があること つまり、法人としての事業活動開始が 2022(令和 4年)年2月以前であること ④反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から 5 年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業・団体、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団等その他これらに準ずる者をいう)に該当せず、反社会的勢力を利用せず、反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有しておらず、かつ、将来にわたっても該当しないこと ⑤ネットワークビジネス、マルチ商法、宗教、保険、同業者による勧誘等を目的としていないこと ⑥特定の政治団体・宗教団体に該当しないこと ※活動の目的や趣旨が政治・宗教・思想・営利などの目的に偏る団体も対象外となります。 ⑦NPO 法人(特定非営利活動法人)、非営利型一般社団法人、社会福祉法人、公益法人などの非営利法人であること ※「②環境課題解決のために」の分野では、森林組合、労働者協同組合、事業協同等の協同組合も対象とします ※任意団体は対象となりません ※一般社団法人の場合、非営利型であることを証する定款を提出いただきます ⑧過去 3 年間の間に、団体の役員が禁固以上の判決を受けていないこと ⑨助成対象となった場合、団体名や活動内容を公表されることを了承すること ⑩助成開始後に、インタビューや写真・動画の提供をお願いした際に、これに協力すること ⑪助成開始後に、本基金関係者が活動現場の訪問をお願いした際に、これに協力すること ⑫助成期間終了後指定する期限内に、助成金の活用状況や活動の状況について報告書(事業報告書及び会計報告書を含む)や写真または動画等を提出すること ※助成期間が 2 か年にわたる場合は、初年度終了前に中間報告及び中間決算を提出するとともに、新年度の事業計画及び事業予算を提出すること |
助成金額 | 600 万円(上限、2 か年の場合も合計 600 万円)/8団体(予定) |
助成内容等 | <助成金> ①1団体当たりの助成金・・・600万円(上限) ※申請金額は 600 万円を上限としますが、審査委員会において金額を調整して採択することもあります。 ②総助成対象団体数・・・8団体 ※助成対象団体数は8団体としますが、分野ごとの申請件数に応じて、審査委員会において各分野の採択件数を調整します。 ③助成期間・・・最長2年間 ※1 年間の助成事業の場合の期間 2025 年 7 月~2026 年 6 月(予定) 2 年間の助成事業の場合の期間 2025 年 7 月~2027 年 6 月(予定) ※助成期間は、申請団体が申請時に1年間もしくは2年間を選択していただきます。 ※助成期間2年間の場合には初年度終了前に、中間報告及び中間決算の提出をいただくとともに、新年度の事業計画及び事業予算を提出いただき、審査委員会において継続の可否を決定します。 ※詳細については『公益財団法人パブリックリソース財団』ホームページ参照。 |
募集時期 | 2025 年 3 月 17 日(月)~5 月 9 日(金)17 時まで ※お問い合わせは、5 月 9 日(金)12 時まで受け付けします。 |
リンク先 | https://www.public.or.jp/project/f0176 |