第4回 外国にルーツがある人々への支援活動応援助成/社会福祉法人中央共同募金会 ・公益財団法人 三菱財団

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助成団体社会福祉法人中央共同募金会 ・公益財団法人 三菱財団
助成事業名第4回 外国にルーツがある人々への支援活動応援助成
助成対象♦♦♦助成プログラム♦♦♦
①生活等支援プログラム
コロナ禍の長期的影響等により深刻化・長期化する生活困窮や社会的孤立などの困難な状況にある外国にルーツがある人々を支援する活動。
<主な支援活動の例>
 困窮する外国にルーツがある人々への生活相談
 働く先を失った外国にルーツがある人への就労支援
 外国にルーツがある人々をとりまく労働環境を支え改善するための活動
 外国にルーツがある子どもへの学習支援や学習環境の整備
 外国にルーツがある人々への医療ニーズ等への支援
 生活に必要な情報などの翻訳、通訳の支援
 居場所を失った外国にルーツがある人への居場所提供などの支援
 外国にルーツがある人々の孤立を防ぐ活動
 認知症等の高齢者を介護する外国にルーツのある人やその家族を支えるための支援
 困窮状態にある外国にルーツがある家庭への食糧や日用品配布を通じた支援
※ただし配布を主な目的とした活動は対象になりません。相談支援や学習支援など他の支援活動と組み合わせた活動は対象になります。

②共生促進プログラム
外国にルーツがある人々の孤立を防ぎ、地域で安心して暮らす、また地域を担う一員となる多文化共生社会を実現するための活動。
<主な支援活動の例>
・様々な国出身の外国にルーツがある人を含む地域住民の交流や相互理解を促進する活動
・地域の団体(社協、自治会、PTA等)や民間企業などが連携し外国にルーツがある人を含む地域共生を促進する活動

③中間支援・ネットワーク支援
外国にルーツがある人々を支援する団体の支援力向上や、つながりをつくる活動
<主な支援活動の例>
 外国にルーツがある人を支援する団体のネットワーキング活動
 外国にルーツがある人への支援手法の共有や学び合いの場づくり(例:学習支援手法、出身国別の支援方法、コミュニティ形成手法など)
 外国にルーツがある人を支援する人材育成や育成ツール開発事業

④調査研究プログラム
国内に在住する外国ルーツの人たちが抱えている、または直面している問題の明確化や課題解決の提言など、支援活動の発展に寄与する調査研究
<主な調査研究の例>
 外国にルーツがある人やコミュニティ、地域が抱える課題やニーズの調査・研究
 外国にルーツがある人を支援する団体が抱える課題や各団体が実践している支援手法
の調査・研究

※1つの応募事業に助成プログラム①~④の要素が複数含まれる場合は、最も柱となる活動のプログラムで応募してください。(例えば、生活支援とニーズを調査する活動で生活支援が柱となる事業であれば助成プログラム①として応募してください。)
※助成プログラム①~④の複数応募は可能です。その場合、助成プログラム1件につき1応募とし、2つ以上のプログラムに応募する場合は応募するプログラム毎に応募フォームより応募してください。複数応募の場合、当該団体のすべての応募事業を鑑みて審査を行います。

♦♦♦助成対象団体♦♦♦
○コロナ禍の長期的影響等において、国内に在住し、生活困窮などのさまざまな困難の状況にある外国にルーツがある人々を支援する活動を展開する非営利団体を対象とします。
〇複数の団体が連携・協働して実施する活動(コンソーシアム)も対象とします。その場合は、代表団体(助成手続きを行う団体)を1団体選定のうえご応募ください。
○助成プログラム④は、外国にルーツがある人々を支援する活動を展開する非営利団体による応募を助成対象といたします。研究者個人や研究者が所属する研究機関からの応募は助成対象となりません。
○法人格の有無は問いませんが、応募時点で1年以上団体としての活動(事業)実績があり、以下6点の書類を提出できることを要件とします。なお、これまでの活動(事業)実績は、外国にルーツがある方に対する支援活動以外の活動(事業)を含めてかまいません。
①団体の定款・規約等
②2022 年度事業報告書および決算書
③2023 年度事業計画書および予算書
④役員名簿
⑤実施した活動または予定する活動がわかる既存の資料(チラシ、HP の告知記事など)
⑥団体名義の助成金振込先口座の通帳画像
○本会実施の「外国にルーツがある人々への支援活動助成 第3回」または「居場所を失った人への緊急活動応援助成 第7回」を受けた団体については、当該助成事業と期間が重複しない場合、又は当該助成事業と異なる内容の事業で申請する場合については応募することができます。
〇次に該当する団体は除きます。
・特定の宗教や政治思想を広めることを目的とする団体、反社会的勢力および反社会的勢力と密接な関わりがある団体でないこと
※反社会的勢力に該当する団体とは、暴力団、暴力団員(暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者を含む。)、暴力団準構成員、暴力団関係企業その他の反社会的勢力が助成対象事業の運営等に関与していると認められる団体をいいます。

♦♦♦応募方法♦♦♦ (オンラインでの申請となります 。郵送による応募は受け付けません。)
応募締切日までに、サイト経由で web 応募フォームにアクセスし、必要事項を記入の上、web 応募フォームから以下の A と B の書類をアップロードして送信してください。
C~H の書類は応募要項の【問合せ先】メールアドレスにお送りください(複数メールによる送信は可能です。1 件のメールの送信サイズは 3MB 程度までとし、容量が大きい書類はオンラインストレージをご利用ください)。(郵送による応募は受け付けません)
助成金額○助成総額は4つのプログラムの合計で約8,000万円を予定しています。 1活動(事業)あたりの助成上限額は       ①生活等支援プログラム 300万円   ②共生促進プログラム 100万円     ③中間支援・ネットワーク支援プログラム  200万円  ④調査研究プログラム   200万円
助成内容等♦♦♦趣 旨♦♦♦
 現在、コロナ禍の影響が長期的に残る中、他の様々な要因によっても、経済的に困窮する人や社会的に孤立する人が増加、固定化しつつあり大きな社会課題となっています。今後も、生活に困窮し社会的に孤立する外国にルーツがある人々への支援が必要であると考えます。2020年より3回に渡り実施した本助成事業を通じて、これまで支援の手が必ずしも十分に行き届いたとは言えない、日本に暮らす外国ルーツの人たちへの支援活動の必要性が再認識されました。
 また、日本で暮らす外国ルーツの人たちは年々増加しており、国籍や文化、生活習慣の違いを超えて外国ルーツの人たちが日本で安心して暮らせる環境を整え、外国ルーツの人たちと日本人同士がお互いを尊重し共に生きる社会づくりが今後ますます重要になると考えます。
 そこでこの助成事業では、コロナ禍の長期的影響等により深刻化・長期化した生活困窮や社会的孤立状態等、国内に在住し、さまざまな困難の状況にある外国にルーツがある人々を支援する活動を、資金面から応援することを目的として実施します。
 第4回助成では、今後ますます重要とされる外国にルーツがある人々への支援活動の広がりや発展に寄与するための活動として、外国にルーツがある人々を支援する団体の支援力向上やネットワーキングを目的とした活動と、国内に在住する外国ルーツの人たちが直面している課題や支援手法など調査研究する活動を新たに対象に加えます。
※三菱創業 150 周年記念社会貢献事業の一環として供出された公益財団法人三菱財団からの資金を原資に 2020 年度に実施した同助成事業の「第 4 回助成」として、同財団との共同助成により実施するものです。

♦♦♦ 助成対象活動(事業)期間♦♦♦
2023年10月~2024年9月


※詳細については『社会福祉法人 中央共同募金会』ホームページ参照。
募集時期2023年8月21日(月)必着
リンク先https://www.akaihane.or.jp/subsidies/sub-corp-prog/32672/