2025年度 高齢・地域共生社会助成【地域福祉チャレンジ活動助成】/公益財団法人 日本生命財団

助成団体公益財団法人 日本生命財団
助成事業名2025年度 高齢・地域共生社会助成【地域福祉チャレンジ活動助成】
助成対象『高齢・地域共生社会助成の趣旨』
 ご高承のとおり、日本は世界のどの国も経験したことのない超少子高齢社会を迎えています。
長寿化により65歳以上人口は2043年まで増え続け、これに伴い、高齢単身世帯・夫婦のみ世帯や認知症高齢者が増加する一方、従来の地域・家庭・職場の支え合い機能が変容する中、それらの人々がお互いを支え合う力、つながりは脆弱になり、孤立する人が増えていくことが予想されます。
 日本の社会福祉は第2の大転換期を迎えています。第1の社会福祉の転換期は、1980年代の施設中心から在宅中心への転換期で、フォーマル・インフォーマルなサービスを充実させて在宅生活を支援する社会福祉への転換でした。現在の第2の転換期は、社会福祉だけでなく、医療や教育、さらには農漁業や文化までを包括的に対応する、従来の縦割りを超えて全ての住民やその世帯に対するコミュニティを基礎にした包括的支援体制の構築、地域共生社会の実現です。
これらに対する活動・研究に対して助成を行います。

=地域福祉チャレンジ活動助成の趣旨=
 「人生100年時代の社会システム・持続可能な地域づくり」に向けては、身寄りのない単身高齢者などを孤立させない地域での自立生活を継続的に支える仕組みづくり、死後対応も含め人生の看取りまでの生活支援など、これらの課題に対応していくベースとして、保健医療福祉といった多職種連携・協働や人々のプラットホームづくりが不可欠であり、高齢者、障がい者、子どもなどの地域の全ての人々が、一人ひとりの暮らしと生きがいを、ともに創り、高め合う、地域共生社会の構築が必要です。
地域住民、専門職、他団体等と協働して、地域包括ケアシステムに活かしていける、そして包括的支援体制が展開できる先駆的で汎用性の高い活動へのチャレンジを募集しています。

☆活動助成のテーマ☆
次の5つのテーマのいずれかに該当するチャレンジ活動を募集いたします。
チャレンジとは「新規の活動」または「現在実践している活動の新たなステージへの展開」です。

(5つのテーマ)
1.福祉・介護・保健・医療・リハビリテーション専門職と各施設、地域住民の協働による、インフォーマルなサービスの創設や地域づくりに向けたチャレンジ活動

2.認知症(若年性認知症を含む)の人や家族と地域住民がともに関わり合い、安心、安全に暮らせる地域づくりに向けたチャレンジ活動(本財団恒久分野)

3.人生の看取りまで含む生活支援*につながる実践を通じての地域づくりに向けたチャレンジ活動
 *日常生活支援、身元保証、成年後見、死後対応等

4. 独居高齢者、閉じこもり高齢者を含めた複合的な生活課題を有する高齢者に対する実践を通じての地域づくりに向けたチャレンジ活動

5.高齢者を中心に、障がい者、子ども等の多世代交流型の活動・就労支援や社会参加づくりに向けたチャレンジ活動

☆助成対象団体☆
【次の3つの要件を満たしている団体(法人格の有無は問いません) 】
① 助成テーマにチャレンジする意欲がある団体
② 他の団体・機関、住民組織、研究者等と協働してチャレンジする団体
(活動の運営組織の構成員に申請団体以外のメンバーが参加していること)
③ 1年以上の活動実績がある団体
(注)助成開始年度が2015年度以降となる本財団の「地域福祉チャレンジ活動助成」の助成実績がある団体は対象外とします。



助成金額1団体 最大400万(1年最大200万)
助成内容等【募集概要】
☆活動助成テーマ☆
上記「活動助成のテーマ」に記載の5つのテーマから選択
☆助成期間☆
 2025年10月より2年間
☆1団体の助成金額☆
 1団体 最大400万(1年最大200万)
☆助成予定団体数☆
 3~4団体程度
☆応募方法☆
 本財団HPよりWeb申請
☆助成の決定☆
 本財団選考委員会にて選考の上、9月の理事会で決定

※詳しくは『公益財団法人 日本生命財団』ホームページ参照。
募集時期2025年3月1日(土)~6月12日(木) Web入力締切
リンク先https://www.nihonseimei-zaidan.or.jp/kourei/02.html