Q13. 所轄庁は、NPO法人に対してどのように監督しているのですか?

A13.

NPO法には所轄庁によるNPO法人監督制度が設けられています。NPO法や法人の定款に従った運営がなされているか、他の法令に違反していないかについて監督されます。法人の状況に応じて、報告を求めたり、立ち入り検査をしたり、場合によっては、改善命令や認証の取り消しなどが行われます。また、改善命令に違反したり、各種の届出を怠るなどのNPO法の規定に違反した場合には罰則規定が設けられており、罰金や過料が科せられる場合があります。
ただし、これらの所轄庁による監督については、「市民が行う自由な社会貢献活動」を促進するというNPO法の目的にかんがみ、必要最小限度に設けられているものです。