2021年度「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」/一般社団法人 アクト・ビヨンド・トラスト

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助成団体一般社団法人 アクト・ビヨンド・トラスト
助成事業名2021年度「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」
助成対象一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(以下、abt)は、自然環境と人間生活の調和を目的とした市民の主体的活動を支援する、独立した民間基金です。2012 年度から「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」の一般公募を行なってきました。今年度は、引き続き「調査・研究」カテゴリーに重点を置きつつ、研究成果を一般向けに伝える「広報・社会訴求」カテゴリーも対象とします。

☆公募趣旨☆
お米から果物など幅広い農産物に用いられ、シロアリ駆除剤や家庭用殺虫剤として身近な暮らしにも入り込んでいる浸透性殺虫剤(ネオニコチノイドおよびフィプロニル)――。近年の急速な研究の進展により、環境中での持続的な慢性曝露による無脊椎動物への時間累積的毒性や、食物連鎖を通じた漁業への脅威などが明らかになりつつあります。世界の科学者コミュニティからは、生態系と生物多様性全体を脅かすことへの警鐘が鳴らされるだけでなく、ヒトの母体から胎児への移行や発達神経毒性を懸念する声も挙がっています。
本助成は、予防原則を踏まえて、製薬メーカーの意向や現行の行政判断に左右されない独立の立場から浸透性殺虫剤の影響を検証する「調査・研究」活動と、浸透性殺虫剤の問題点や最新の研究成果を広く共有する「広報・社会訴求」活動とを支援します。2021 年から始まる農薬登録の再評価を控え、新たなエビデンスによって専門家と市民双方の議論を活発化することで、EU などが先行する規制強化に日本も踏み出す後押しになるような成果を期待しています。
なお、abt ではネオニコチノイド系農薬の問題点について当法人サイトに独自のアーカイブ(資料集)を設け、科学者による知見と参考文献を一般向けにまとめたダイジェスト版「ネオニコチノイド系農薬の危険性を、科学者が警告しています。」(2020 年度版)も用意しました。世界的な研究動向は日々進展していますが、応募の検討材料にしてください。

☆応募資格☆
ネオニコチノイド系農薬に関する問題提起や、使用の削減ないし中止に取り組む個人および団体(ボランティアグループ、NPO/NGO、公益法人、研究機関、生産者など、地域、法人格、活動実績は問いません)

☆助成対象活動内容☆
a) 調査・研究部門
現行の農薬行政や製薬メーカーの意向から独立し、予防原則に基づいて一般市民・消費者・生産者の保護につながる調査や研究のプロジェクト、農薬再評価の資料となる生態系影響調査など(企画例:ヒトへの毒性について新たな知見をもたらす研究、沿岸の汚染実態調査、底生生物や水生生物への影響調査など)
b) 広報・社会訴求部門
ネオニコチノイド問題をより多くの人びとに伝え、どのように対処していけばいいかをともに考えるプロジェクトや、メディアを巻き込んだ課題共有の場づくり、ネット動画による情報発信など(企画例:農薬再評価パブリックコメントの呼びかけ、学校給食の有機化に向けたネオニコチノイド系農薬問題の啓発など)
※ 目標達成に複数年を要する企画提案については、申請書にその旨希望を書き込めますが、案件の採択と支援は年度ごとに行ないます。
助成金額1 企画あたりの上限:100 万円
助成内容等☆助成金額☆
「調査・研究」部門または「広報・社会訴求」部門
1 企画あたりの上限:100 万円
【備考】
・ 助成対象となる活動の全予算額のうち、10%程度は申請者の自己資金を充当してください。
・ 対象費目は別紙「助成対象費目詳細」をご参照ください。
・ 企画実施にあたって必要な「人件費」(事務局スタッフやアルバイトの賃金など)は、助成申請総額の 30%まで認めます。
・ 実施期間中に費目間の流用(助成額の 30%以内)が生じる場合には、その旨事前に報告し、承認を得たうえで実行してください。30%以上の流用は原則として認めません。

☆助成対象期間☆
2021 年 4 月 1 日~2022 年 3 月 31 日の間に実施される活動を助成します。
募集時期2020 年 12 月 14 日(月)~2021 年 2 月 1 日(月)
リンク先https://www.actbeyondtrust.org/info/5568/